外壁塗装の塗装面積の求め方

 

いつもご観覧頂きましてありがとうございます。

大阪の塗装屋 秋葉塗装です。

 

外壁塗装の合見積もりを依頼した際に業者によって面積が違うといったことがあります。

残念なことに面積の出し方はこうですよと、ネットに乗せている業者が間違えている始末。

なぜそうなるのでしょう?

現地で下見もしたことのない人間がネットの間違った情報を鵜呑みにして、1文字/●●円で記事を書き、依頼側も間違いに気づかないレベルの素人だということがわかります。

 

是非ともここで正しい方法を見て頂いて、安心して任せられる業者に依頼して下さい。

 

 

外壁塗装の塗装面積の求め方ですが、

① 外周 x 高さ x 0.85 = 塗装面積

② 床面積 x 階数 x 1.2~1.7 = 塗装面積

上記二つのどちらかの式で求めることができます。

 

外周:家の周りの長さ

高さ:家の高さ 2F=6m 3F=9m

0.85:開口部(玄関や窓等の塗装しない面積が平均して15%ありますのでその係数です。)

 

床面積:建物の床面積

階数:2F建てなら2 3F建てなら3 

1.2~1.7:外壁塗装に使用さえる係数で1.2、1.3は開口部を差し引いたバルコニーなどの追加面積を考慮しない係数。

 

当然、お家の作りは一軒一軒ちがいますので相見積もりの平米数が違い過ぎる際の1つの物差しとしてお考え下さい。

 

それでは20坪の2F建てのお家を例に考えてみましょう。

まず前提としまして、1坪というのは一辺が1.82mの正方形です。

 

1.82x1.82=3.3124 = 1坪=約3.3㎡

 

20坪なので 3.3㎡x20坪=66㎡ 

床面積がわかりましたので②の式を使い計算してみましょう。

 

66㎡ x 2F x 1.3 = 171.6㎡

 

②の式では171.6となりました。

それでは①の式ではどうでしょう。

 

66㎡なので各辺が11mと6mの長方形を想定します。

(正方形の場合は一辺が8.13m。)

 

11mの長さの面が2面 6mの長さの面が2面なので

11mx2 + 6mx2 = 34m 

外周が34mということがわかりました。

この坪数や平米数から外周の長さを算出する計算が間違いがちです。

 

34m x 6m x 0.85 = 173.4㎡

 

①の計算式では173.4㎡となりました。

見比べてみると、、、

 

①173.4㎡

②171.6㎡

 

①の計算式の方が1.8㎡多くなりました。

今回は数値を近づける為に②の計算式での係数は1.3を用いました。

1.2を用いた場合は158.4㎡です。15㎡違います。

また①の計算式で、一辺が8.13の正方形の場合は165.24㎡です。

同じ面積でも一辺の長さが極端に長い長方形だと外周は長くなり、塗装面積もふえます。

 

これらの計算式はあくまでも目安だということが見て取れたかと思います。

 

 

実際には各業者が現地で測定をしますが、それでも30~50平米ほどの差が業者によって出ることがあります。

なぜそうなったのか、どの業者が正しいのか不安になった際にはこちらの記事を役立てて頂ければ幸いです。

 

それでは長くなりましたが、ご観覧ありがとうございました。

 

 

 


一覧ページに戻る